MONDO リリース情報 | 『オズの魔法使』映画アートポスターリリース

オルタナティブポスター

はい、今夜のMONDO(モンド)のリリース情報です。
その前に、ちょいちょい紹介している映画『EVERY THING EVERY WHERE ALL AT ONCE』、北米での配信がスタートしたので、ようやく観ることが出来ました。
日本ではまだ公開の予定も聞こえてこない状況ですが、『ヘレディタリー/継承』を超えてA24最大のヒット作となっているだけに、間違いなく公開はされると思います。

アメリカとイギリスでは作品の高評価を受けてIMAXでも上映されたりと、盛り上がりを見せてましたが、日本でもそれなりの規模で公開してほしいものです。
マルチバース x カンフー x 家族愛という、特殊なのに笑えて泣ける、感情を揺さぶられる作品です。

ぜひ、日本公開の際はチェックしてみてくださいね。

さて、今夜は20世紀を代表する俳優のひとり、ジュディ・ガーランド氏の生誕100年を記念し、同氏が主人公・ドロシーを演じた1939年の出世作『オズの魔法使』から2種、3枚のアートポスターがリリースされます。
この作品の影の部分はいろいろありますが、ジュディ・ガーランド氏の輝きは今観ても素晴らしい作品です。

<引用元>
THE WIZARD OF OZ by Jennifer Dionisio and Alan Hynes (On-Sale Info)

Jennifer Dionisio氏による『オズの魔法使』

『オズの魔法使』レギュラー
The Wizard of Oz Regular
by Jennifer Dionisio

US$60
24″ x 36″
250枚、9月発送
『オズの魔法使』バリアント
The Wizard of Oz Variant
by Jennifer Dionisio

US$75
36″ x 24″
125枚、9月発送

同作を愛する Jennifer Dionisio氏 によるアートポスターは主人公・ドロシーのみにフォーカスしたものになりました。20世紀初頭の広告デザインのインスパイアされたデザインは、写実的な筆致と相まって、人工着色した写真のような仕上がりです。
背景のくすんだ青色のトーンの変化とは対照的に鮮やかな真っ赤のケシの花。
その中に佇むドロシーの美しさに目を奪われます。

レギュラーにはドロシーの愛犬トトが描かれており、ジュディ・ガーランド氏がかわいがっていたと言われるトト役の犬との甘い関係が垣間見れます。
犬かわいい!ということで、個人的にはレギュラー一択ですね。

Alan Hynes氏による『オズの魔法使』

『オズの魔法使』
The Wizard of Oz Regular
by Alan Hynes

US$50
18″ x 24″
150枚、9月発送

グラフィカルなこちらのデザインは2021年にリリースされた、同作の3枚組ヴァイナルのアートワークを手がけたAlan Hynes氏によるものです。

『オズの魔法使』サウンドトラック3枚組
The Wizard of Oz – Expanded Motion Picture Soundtrack 3xLP
Artwork by Alan Hynes

タイトルである”OZ”を風景と融合させた、騙し絵的なアプローチが素晴らしい。
各パーツには物語に由来する意味があり、全体を見ることで物語を俯瞰できる……って、文字にすると簡単ですが、凄まじい構築力です。
ゴールドフォイル紙を使用するようで、サンプル画像の落ち着いた印象とは異なるものになりそうですね。

今夜リリースされるポスターは出荷できる国が限定されるようですが、前回の『オズの魔法使』のオルタナティブポスターはアメリカ、日本、グアム、プエルトリコのみの販売だったので、今回も大丈夫でしょう。
レギュラー変えるといいなぁ。それでは~。

MONDOのオフィシャルサイトはこちらから

【おまけ】テキサス州のアートハウス・MONDO(モンド)について

アートハウスMONDOの作品について知りたい方はこちらの本がおすすめです。
原著と日本語版の比較記事を書いていますので、よろしければご覧ください。

コメント