【CODAリリース情報】映画『グランド・ブダペスト・ホテル』オルタナティブポスターリリース

わお、気づけば5ヶ月近くブログ放置！
このブログが目障りな皆さんすみません。まだまだ更新していきたいと思います（笑）。
それにしても都知事選いろいろひどいですねぇ……。
誰がトップに立とうが暮らしは変わらないと思う方は多いと思いますが、当選して欲しくない人が勝ち上がる確率を少しでも下げるために選挙には行きましょう。

ということで、選挙の際に毎度シェアしているこちらをどうぞ。

さて、久しぶりの投稿で何を紹介したいのかというと、振興……もとい新興というか、本日スタートするアートハウス「CODA（コーダ）」についてです。

新しいアートハウス『CODA』とは

日本時間6月28日午前2時にオープンするオフィシャルサイトとSNSアカウント以外の情報はなく、全貌はまだ見えませんがMONDO（モンド）の共同創設者、Rob Jones氏とパートナーのJenni Jones氏、Spoke Artの創設者、Ken Harman氏が手掛けるアートハウスが『CODA』です。

MONDOを解雇された主要スタッフが立ち上げたMUTANT（ミュータント）に続き、いよいよRob Jones氏がシーンに帰ってきます。
（とはいえ、シーン自体が縮小方向なのは否めませんが……）
コーダとは音楽用語で最終楽章のことですが、Rob Jones氏の並々ならぬ気概を感じますね。
事業の詳細はこれからわかると思いますが、鍼灸もとい新旧の映画を素材にしたアートハウスであることは間違いないようです。

Spoke Artの創設者、Ken Harman氏が関わるということで、グレーな領域も上等なのかと思いきや、第1弾のリリースは20世紀スタジオオフィシャルライセンスのオルタナティブポスターとのこと。
しかも、Rory Kurtz氏の新作がMUTANTの『Dune: Part Two』よりも先のリリースです。
（『Dune: Part Two』はSDCC行きなんでしょうか……）

Rory Kurtzによる映画『グランド・ブダペスト・ホテル』オルタナティブポスター

ウェス・アンダーソン監督による、2014年の公開の映画『グランド・ブダペスト・ホテル』がCODAの記念すべき第1弾のオルタナティブポスターとなりました。
淡いトーンで描かれた、圧巻の筆致による美しいポスターです。
映画の印象的なシーンをコラージュしながらもレトロ調にまとめたデザインも良いですね。

なお、このアートポスターは3バージョンあり、レギュラーは受注生産です。
※CODAの商品ページは日本からアクセスすると、基本は円表記となるようです。

商品80ドル+送料56ドルといったところでしょうか……。
円安きついですねぇ……。
シカゴでの上映イベントにて先行販売されたバリアントと、ゴールドのフォイル紙を使用したゴールドバリアントの2種については、オンラインも完売です。

CODAはSDCCに参加決定！ラインナップが凄すぎる

このブログを書いている最中にサイトオープンしたCODAですが、早速最新情報が出ました。
SDCCに参加決定、いくつかのアイテムのプレビューが確認出来ます。
＜引用元＞
ANNOUNCING OUR SDCC 2024 EXCLUSIVES!

えー、何気にTyler Stout氏の新作（しかもReturn to the 36 Chambers!!!）に、Akiko Stehrenberger氏の『Dune: Part Two』、Bill Sienkiewicz氏の『カリギュラ』って、久しぶりに胸が高鳴るラインナップじゃないですか！
映画だけでなく音楽関連も手掛けるみたいで楽しみが増えました！

日本ではすでに終わった感があるオルタナティブポスターブームですが、CODAから新しいムーブメントが始まる予感がします。
（似たよなことをMUTANTでも書きましたけどね）

Justin Ishmael氏を擁するBNG系、MONDOのスタッフ多数のMUTANT、Rob Jones氏がクリエイティブディレクターとしての腕を存分に振るいそうなCODAと、なにやら三つ巴な感じになってきましたが、MONDO並みの商業的成功とアートの両立を願います。

オルタナティブポスター業界停滞のおかげで、仕事に集中できた5ヶ月間でしたが、ブログの更新も増やしていけたらと思います。あとの心配事は……止まらない円安だけですね（笑）。

それでは今回はこのへんで。
最後にメタル界隈でプチブレイク中のこの曲をお楽しみください。
（アジア遠征止めといてよかった……）