はい、MONDO(モンド)のリリース直前情報です。
今夜はMONDOの地元・テキサス州出身のウェス・アンダーソン監督作品から2本の映画をモチーフにしたアートポスターがリリースされます。
先に書いておくと、今夜販売されるポスターはFOX版権ということで、残念ながら日本への発送はできません。
転送業者経由で個人輸入は可能なので、どうしても欲しい方は個人輸入のルートを押さえてから、リリースに備えてください。
ところで、Twitter見てるとイラストレーターの方が大炎上してますが、アートポスター界隈でもトレパク、ちょくちょく見かけます。
個人的には絵柄や写真をトレースしても、ファンアートとして完結していれば問題ないと思います。
わかりやすく書くと「他人の著作物で勝手に商売しない」ということですね。
しかし、トレパクしたデザインにも関わらずフェアユースを盾にして販売するアートハウスや、プライベートコミッションで仕事として作品にするアーチストも存在する為、手に取る側もより慎重になった方が良いと思います。
とはいえ、絵柄がクールなら著作権とか関係なく同人誌的感覚で購入する人も多い世界なので、なんともですね。
それでは、本題に戻りましょう。
日本に送ってくれないので、コンパクトに紹介します(笑)。
<情報元>
THE GRAND BUDAPEST HOTEL by Murugiah + THE DARJEELING LIMITED by Thomas Danthony (On-Sale Info)
Murugiah氏による『グランド・ブダペスト・ホテル』
2014年公開の風変わりなコメディ/ドラマです。大好き!
Murugiah氏によるポスターは劇中の印象的な場面を随所に織り込んだものになっています。
サイケデリックで鮮やかな配色と、版面から溢れ出る動きを感じさせるデザインが常に強烈な印象を残すMurugiah氏ですが、今回は押さえた色合いの中に細かい書き込みで映画本編を散りばめた、おもちゃ箱のような素敵な作品に仕上がっています。
これで日本に発送してくれれば、言うことないのになぁ……。
あ、まったく個人的な話ですが、昨年のリリース時にMONDOのシステムエラーで買えなかった、Murugiah氏の『ワンダヴィジョン』を正規ルートで購入することができました。
昨年リリースされたアートポスターの中でも一押しの作品だったので、手に入れることが出来てよかったです。
最近は筒を開封して、皺伸ばしの作業までやったら満足してしまうことが多いので、
今年はレビューもきちんとやりたいと思います……(遠い目)。
Thomas Danthony氏による『ダージリン急行』
見るたびに随所で泣いちゃう映画ですね。歳と共に味わい深く感じると言いますか……。
こちらのアートポスターを手掛けたのはThomas Danthony氏。
MONDOと4年振りのコラボです。
良いですねぇ~。
シンプルな構成かつ、映画の全てがここにある。素晴らしいデザインだと思います。
黄色と青のコントラストが深い余韻を与えていますね。
これで日本に発送してくれれば……(以下略)。
それでは~。
MONDOのオフィシャルサイトはこちらから。
テキサス州のアートハウス・MONDO(モンド)について
アートハウスMONDOの作品について知りたい方はこちらの本がおすすめです。
言語と日本語版の比較記事を書いていますので、よろしければご覧ください。
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