今日の『アフター6ジャンクション』でMONDO展こと『MONDO 映画ポスターアートの最前線』が紹介されました。
その余波でブログのアクセス上がってますが、うちのブログに宇多丸氏が紹介していた『ロッキー3』のアートポスターはございません。
なぜなら2012年のポスターだから……(汗)。
こちらのポスターです。
MONDOのグラフィックデザイン番長、Jay Shaw先生の作品です。
(引用元:MONDO)
さて、毎度お馴染みのMONDO(モンド)のオルタナティブポスターリリース情報です。
1月は映画館に3回しか行けず、今月はまだ0回……。
明日ようやく『ハウス・オブ・グッチ』観れるんですが、日本のシネコンも海外っぽくなりましたね。
上映初週はそれなりの箱を充てて、集客ない場合は上映回数減&小スクリーン。
商売だから仕方ないですが、だったら上映前の10~25分の予告とCMも短縮して欲しいものです。
マニラに住んでた時は週5で映画館通ってましたが、どこも上映開始時刻イコール本編スタートでした。
CMと予告は完全に幕間扱いということですね。
あ、どうでもいい話ですみません。
今夜はイギリスのアートハウス、BLACK DRAGON PRESSとのコラボレーション第32弾。
1932年公開の古典的伝奇映画『吸血鬼』がモチーフです。
<情報元>
Black Dragon Press x Mondo #32: VAMPYR by Becky Cloonan (On-Sale Info)
Becky Cloonan氏による『吸血鬼(1932)』
『裁かるるジャンヌ』で知られる、カール・テオドア・ドライヤー監督作です。
1932年だから制作は90年前!
難解とも言われますが、光と影が描き出すコントラストが印象的な作品です。
光と影を効果的に魅せるBecky Cloonan氏が描いたアートポスターも、インパクトのあるものに仕上がりました。
Becky Cloonan氏は、国立映画アーカイブで開催中のMONDO展こと『MONDO 映画ポスターアートの最前線』にて展示されている『カリガリ博士』の作者です。
白黒伝奇映画をレトロ調で描くのではなく、モダンなタッチでまとめる作風は見ていて引き込まれますね。
さて、今夜リリースの『吸血鬼』ですが、MONDOで販売するレギュラーが80ドル。
Becky Cloonan氏としては珍しい、24×36インチの大判作品ということもありますが、この価格が今後の基本ラインになるとちょっとコワイですね。
アメリカのインフレによるコスト増で、価格の底上げはあってもおかしくないのですが、高額なポップアートやファインアートと違い、手に取りやすいのがストリート発のオルタナティブポスターの魅力。
この心配が杞憂であること祈ります。
それでは~。
テキサス州のアートハウス・MONDO(モンド)について
アートハウスMONDOの作品について知りたい方はこちらの本がおすすめです。
言語と日本語版の比較記事を書いていますので、よろしければご覧ください。
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