※ 追記 23/03/26 21:00 ※
引用元をはじめ、複数のメディアでFUNKOはMONDOのポスター部門の継続を望んでいる、もしくは継続の可能性がある、と報じられています。
進行中のプロジェクトも含め、MONDOによるオルタナティブポスター販売が継続となった場合、残った従業員もしくは新しいブレーンを迎えて再出発となります。
Rob Jones氏、 Mitch Putnam氏、Eric Garza氏の解雇については確定、かつSNS上には「MONDO FOREVER」ムードが漂っており、事業を継続してもそれは「MONDOに似た何か」になるのかもしれません。
タイトルの通りなんですが、FUNKOが業績不振で従業員の10%をレイオフ(解雇)。
その中にはMONDO(モンド)のブレーンであり、共同創業者のRob Jones氏、 Mitch Putnam氏やシニアクリエイティブディレクターのEric Garza氏、多数のスタッフが含まれており、ポスター部門は実質的に廃止となったようです。
<引用元>
Funko Guts Mondo: Lays Off Majority of Pop Culture Label’s Staff, Poster Business in Limbo | Exclusive
FUNKOやMONDOからステートメントはまだ出ていませんが、関係者のつぶやきを見るとポスター部門の廃止は間違いなさそうです。
今週木曜日予定されていたYoutube配信「Happy Hour」が急遽中止になったのも、
この件が影響しているのでしょう。
MONDOのブランドは「ポスター」「レコード」「コレクタブル商品」の3本柱で成り立っていたわけですが、メインの「ポスター」事業を閉鎖してする意味がわかりませんよね。
しかし、MONDOのビジネスモデル(基本少数生産の希少性によるブランディングと、所有するアートを活用したライセンス事業)は上場企業FUNKOに大きな利益をもたらす事業とは到底思えず、いつかは大規模なテコ入れが行われるのでは、と考えていました。
それがいきなり事業の閉鎖ですから……まぁ、なんとも切ない話です。
※60ドルのポスターを350枚売り、甘く見積もって50%を利益とした場合、10,500ドル。
年間170~200種のポスターを売っても、劇的な利益をもたらす事業ではありません。
↑↑超大雑把に書いてます
本ブログは版権を取得しているオルタナティブポスターのリリース情報やレビューを書くために作りましたが、気づけばMONDOのことが99%だったと思います。
それだけ愛着があったということなんですね。
2021年のAlamo Drafthouseの破産申請から始まる事業整理とFUNKOへの譲渡、それから約10ヶ月でポスター事業の終了。
MONDOも新コロナウィルスに伴うロックダウン、その後のインフレと景気後退の被害者と言えるのかもしれません。
解雇された方々が何かしらアクションを起こすと思いますが、どんな形にせよ応援していきたいと思います。
(ジャスティンと合流すると面白いことになりそうですが、まぁそれはないですね……)
続報出たらまた書きます。
それでは。
あ、BABYMETALがアルバムリリースに合わせて、リリックビデオ作りました。
よろしければ。
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