はい、毎年恒例のSDCCまとめです。
MONDOがリリースするオルタナティブポスターをまとめて紹介していきますので、購入の参考にしてください。
7月19日の時点で30種のポスターが公開されています。
例年4日目にもリリースがあることと、こちらも例年恒例の受注生産のアートポスターについて情報が出ていないため、さらに増えるかも知れません。
※『スター・ウォーズ』とか、常連アーチストでまだ名前が出ていない人もいますので……。
オンライン販売分については、日本への発送に対応しないものが半数以上で、なかなか厳しいものがあります。
円安で頭の痛いところではありますが、個人輸入も含めて準備を進めておきましょう。
※昨年は個人輸入の発送先(アメリカ国内の住所)が同一(複数のユーザーが同じ個人輸入業者を使っていた)のため、注文がキャンセルになるという、なかなか痺れるトラブルや、日本へ発送できるアイテムが決済時に発送不可になる、といった不具合が発生しました。
今年はアメリカの知人宅に全部送って、後日回収する予定です。
※7/20追記
MONDOのSDCCページのFAQでオンライン販売の時刻が発表されました。
各日、日本時間の翌午前2時(中部標準時 昼12時)です。
当日分をまとめてリリースするので、1枚は確実に買えそうですが、複数のアイテム狙いだとなかなか厳しいですね。特に3日目……(汗)。
https://mondoshop.com/blogs/news/sdcc-faq
<引用元>
SDCC Releases
プレビューナイト(7月20日)にリリースするアートポスター
Florian Bertmer氏による『マスターズ・オブ・ユニバース: 黙示録』
Tom Whalen氏による映画『ゴジラ VS ビオランテ』
プレビューナイトでリリースされるポスターは、オンライン販売はありません。
『ゴジラ VS ビオランテ』、目が覚めるような鮮やかさがいいですねぇ。
SDCC1日目(7月21日)にリリースするアートポスター
100% Softによる映画『ゼイリブ』
同じアートワークでインク数が異なります。
そりゃ、バリアントが欲しくなりますね。
ユニバーサル版権ということで、日本への発送不可なのが残念です。
しかし、今年のMONDOは事前の仕様公開がしっかりしてますね。
FUNKOの傘下になった影響なのかもしれません。
Tula Lotay氏による映画『ブラック・ウィドウ』
今回争奪戦になるのはこちらと『大アマゾンの半魚人』、『DUNE』ではないでしょうか。
公開時のポスターに近いデザインですが、Tula Lotay氏らしい凛々しさが際立つクールなアートワークです。
Jason Edmiston氏による『リトルゴジラ』
すごいセレクトですねぇ。
アメリカでVSシリーズの人気がどれ程なのかはわかりませんが、Jason Edmiston氏による存在感のあるペインティングで本編よりも迫力出てます。
Mike Sutfin氏による映画『ゴジラ対ヘドラ』
こちらも渋いセレクトですね。
バリアントは昔の少年誌や幼児誌の2色ページを彷彿とさせるデザインです。
インクの掠れまでわざわざ表現しているので、実物見たいところですが、MONDOブースでしか購入できないため、ebayで拝むことになりそうです。
Charles Schulz氏による、ピーナッツポスター2種
根強い人気のピーナッツポスターの新作2種は雨モチーフ。
こちらも日本に送ってくれないのが残念ですね。
ひと昔前は他のアートハウスでピーナッツポスター扱ってたのが懐かしいですね。
SDCC2日目(7月22日)にリリースするアートポスター
Akiko Stehrenberger氏による映画『THE BATMAN-ザ・バットマン-』
モダンアート的なAkiko Stehrenberger氏の『THE BATMAN-ザ・バットマン-』。
書くまでもないですが、バージョン2は180度回転させるとリドラーの顔に見える、騙し絵的なアプローチの作品です。
Craig Drake氏による『カウボーイビバップ』
お久しぶりのCraig Drake氏によるアートポスターのモチーフは『カウボーイビバップ』。
海外でオフィシャルライセンスのポスターが出るのは初めてだと思います。
(Spoke Artで4年前にリリースありましたが、あちらは許諾を取っていません)
Craig Drake氏による躍動感と配色の妙が、どこか懐かしく新しいですね。
Yuko Shimizu氏による『Primordial』
Image Comicから発行されたグラフィックノベル『Primordia』のバリアントカバーを手掛けたYuko Shimizu氏による、同作のアートポスターです。
頼むからオンラインで売ってください……。
Phantom City Creativeによる映画『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』
シューティングターゲットを模したデザインは好みが分かれそうではありますが、バリアントは楽しくで良いですね。
Attack Peter氏による『ゴジラ対タコロ』
ゴジラと日本文化が大好きなAttack Peter氏のリノカット版画シリーズは、ついに同氏のオリジナルキャラクター『タコロ』との対決ポスターにまで発展しました(笑)。
めっちゃかわいいですねぇ。
頼むからオンラインで……(以下略)。
SDCC3日目(7月23日)にリリースするアートポスター
Martin Ansin氏による映画『大アマゾンの半魚人』
今回唯一、3バージョンでリリースされるポスターです。
SDCCのMONDOブース限定のホロフォイルバリアントはMartin Ansin氏の『攻殻機動隊』ポスターと同じ仕様(ホロフォイル紙使用)。
せめて銀幕バリアントだけでも……と思いますが、ユニバーサル版権で日本発送不可。
そりゃ個人輸入するしかないですよね。
Christine Lee氏による映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』
人気作『バック・トゥ・ザ・フューチャー』をレトロマンガ的アプローチで描き、ハングル文字のロゴを組み込んだユニークなポスター。
バリアントはレインボーフォイル紙使用でレトロポップ感が増したものになりそうです。
ユニバーサル版権で日本発送不可なのが勿体ないですね。
Moebius氏による『シルバーサーファー:パラブル』
巨匠Moebius氏が手掛けたコミックカバーをアートポスター化。
これはゴージャスですねぇ。
Murugiah氏による映画『DUNE/デューン 砂の惑星』
砂漠ウサギが可愛すぎる『DUNE/デューン 砂の惑星』。
幾何学模様とサイケな配色が版面を支配する、個性全開のデザインが素晴らしい。
他のアーチストが手がける荘厳な雰囲気のポスターも良いですが、Murugiah氏のフィルターを通して再構築された世界観に引き込まれます。
バリアントのカラフルさにときめきますが、レギュラーもメタリックインクを使用しているとのこと。
早く実物見てみたいです(←もう手に入れた気になっている人)。
Kim Jung Gi氏による映画『三大怪獣 地球最大の決戦』
下書きなしで頭に浮かんだビジュアルを描いてしまう、超絶技巧派のKim Jung Gi氏がMONDOで手がける2枚目のポスターは『三大怪獣 地球最大の決戦』。
宙に浮かぶキングギドラをアオリで描くって、想像したことありませんでした(汗)。
すごい迫力ですねぇ。
クレジットの扱い(伊藤エミ氏と伊藤ユミ氏でザ・ピーナッツ)が気になるところですが、このビジュアルの前には平伏すしかないですね。
長くなりましたが、SDCCでMONDOがリリースするアートポスター・オルタナティブポスターの紹介でした。
MONDOのSDCCページでは、ポスター以外のアイテムの紹介をしていますので、合わせてご覧ください。
オンライン販売分は全アイテム9月発送となってますが、昨年のSDCCアイテムは11~12月発送でした。
今年はかなり前倒しで準備を進めているようです。
仕事兼ねて10月に渡米する予定があるので、そのタイミングでピックアップ出来ること祈ります。
それでは~。
MONDOのオフィシャルサイトはこちら
【おまけ】テキサス州のアートハウス・MONDO(モンド)について
アートハウスMONDOの作品について知りたい方はこちらの本がおすすめです。
原著と日本語版の比較記事を書いていますので、よろしければご覧ください。
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