年始のコラムは長いので、興味ない方は飛ばしてください。
遅ればせながら、あけましておめでとうございます。
昨年はMONDO(モンド)のアートポスターリリースは12月17日で終了だったので、そのまま年を越してしまいました(笑)。
例年だとあと1枚くらいはあったのですが……。
あと、昨年末に開催予定とされていたeMovieposter.comのメジャーオークションはお流れになったようです。事情は分かりませんが、残念ですね。
今年も好きな映画をモチーフにしたものや、優れたグラフィックデザイン、お気に入りのアーチストに的を絞って集めて行きたいと思います。
mondoだけでも年間約250種のオルタナティブポスターがリリースされてますが、当面続きそうな輸送費の高騰を加味すると、やはり取捨選択は必要ですね。
争奪戦の中、ポスターを手に入れる(チェックアウトボタンを押す)瞬間はアドレナリンが出まくりますが、「入手困難なものを手に入れること」が目的にならないようにしていきたいと思います。
話は変わって、『スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム』、凄い映画でしたねぇ。
Twitterに観た映画の感想書くのはネタバレとか表現に気を使うため、最近控えていますが自分のブログならいいでしょう。
それでもネタバレは書きませんが(笑)。
修学旅行気分で『シビル・ウォー』に出現したMCUスパイダーマン。
映画のトーンも『ホームカミング』『ファー・フロム・ホーム』と青春映画的な軽さが持ち味でしたが、他ユニバースのスパイダーマン同様、ヒーローゆえの孤独を受け入れる(=親愛なる隣人になる)ことになろうとは……。
物語は重くなるのに、それと反比例する強烈なビジュアル。
崇高さに溢れた第3幕からのクライマックスは鳥肌の連続でした。
(おそらく春以降はいろんなアートハウスから登場人物そろい踏みのオルタナティブポスターが作られることでしょう)
『エンドゲーム』の後にさらなる世界の広がりと、ファンも予想できないエモーショナルな展開を生み出すMCU(というかケヴィン・ファイギ氏の頭の中)は恐ろしいですね……。
本題前に長々とコラム書いて失礼しました。
オルタナティブポスターの話に戻りましょう。
今年もこのブログではmondoを中心にオフィシャルライセンスのオルタナティブ / アートポスターのリリース情報を紹介していきます。
※アートとして優れていても、権利者に利益が還元されないプライベートコミッションについては基本的に扱いませんので、そちらの情報をお探しの方は自力でお願いします。
さて、mondoの2022年最初の作品はイギリスのアートハウス、BLACK DRAGON PRESSとのコラボレーションによる、1974年の映画『オリエント急行殺人事件』です。
We Buy Your Kidsによる優雅な『オリエント急行殺人事件』
今夜リリースされるのは1974年のシドニー・ルメット監督作品の方です。
もう45年前って、ちょっとゾッとしますね。
オールスターキャストが揃うミステリー映画、この作品の成功が『ナイル殺人事件』『地中海殺人事件』へと連なっていきます。
今夜リリースされるアートポスターはアガサ・クリスティ氏原作のミステリー映画をWe Buy Your Kidsがオルタナティブポスターにするシリーズ第3弾です。
京橋の国立映画アーカイブで開催中のMONDO展こと『MONDO 映画ポスターアートの最前線』にて、『エイリアン』が展示されているWe Buy Your Kidsがシックにまとめたポスターです。
昨年リリースされたシリーズの2作品と並べることを想定したデザイン、『オリエンタル急行殺人事件』を中央に置き、『地中海殺人事件』『ナイル殺人事件』を両サイド配置したところを見てみたいですね。
ちょっと今日はコラムが長すぎたのでこの辺で……。
次回は改善できる……と思います!
それでは~。
テキサス州のアートハウス・MONDO(モンド)について
アートハウスMONDOの作品について知りたい方はこちらの本がおすすめです。
言語と日本語版の比較記事を書いていますので、よろしければご覧ください。
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