今夜のMONDO(モンド)リリース情報です。
先週に引き続き、アメリカの制作・配給会社IFCフィルムズ作品アートポスター化プロジェクトのリリースPART4、ラストを飾る4作品をご紹介します。
その前に……。
今日発表された『シン・仮面ライダー』のプロモーション映像、いいですねぇ。
オリジナルに敬意を持って、新しいものを作る気概を感じました。
記者会見のサイクロンも良いですが、この映像内で活躍する常用サイクロンのデザイン、カッコいいですね。
ホンダがレプリカ作って市販したら買っちゃうわ……。
<情報元>
IFC Films Poster Collection: Week 4 (On-Sale Info)
Laurent Durieux氏による、鼻血が出そうな『フランシス・ハ』
2012年のオフビートな青春映画です。
Laurent Durieux氏のアートは主人公フランシスと親友ソフィーの距離(パリと東京)、そして彼女たちの精神的な距離を絶妙なレイアウトで描いています。
ピンクと黄色の使い方も上品で、鼻血が出そうなくらい素晴らしい作品ですね(汗)。
Greg Ruth氏による圧倒的な描写力!『6才のボクが、大人になるまで。』
リチャード・リンクレイター監督によるドキュメンタリー的な側面を持つ青春映画。
主人公の成長を描くために撮影に12年かかったことで話題になりました。
もちろん内容も素晴らしく、美しい作品です。
MONDOと仕事をするアーチストの中でも圧倒的リアリティのある作品を生み出すGreg Ruth氏ですが、今回も凄まじい書き込みですね。
何度も書いてますが、同氏のアートは鉛筆による手書きです。
(着色は仕上げの段階でpc使用)
キーアイテムの鍵の配置も絶妙ですねぇ……。
ところで公開しただけで凄まじい反応だった『ガンパウダー・ミルクシェイク』はどうなったんでしょうか。
おそらくNetflix配給以外のエリアでの公開、ブルーレイリリースに合わせて来るよな気がします。
Peter Diamond氏による静かな怒り『ハンガー』
1983年(デヴィッド・ボウイ主演)の方じゃなくて、2008年のイギリス映画。
北アイルランドの刑務所で起きたハンガーストライキと囚人の尊厳を巡る話をほぼ台詞なしで描いています。
今回、シンプルな構図、最小限の要素で描かれたPeter Diamond氏のアートからは静かな怒りを感じます。
Eve Lloyd Knight氏のレトロでポップな『タイニー・ファニチャー』
主人公の自分探しを描く2010年の作品。
撮影がとにかくしっかりしていて、ストーリーよりも随所に現れる構図の素晴らしさが個人的には好きな作品です。
Eve Lloyd Knight氏のどこか90年代的なレトロ感を感じるデザイン、いいですねぇ……。
今日3枚欲しいアートポスターあるんですが、どうしたら良いのでしょうか(笑)。
——————–
以上、IFCフィルムズシリーズの最終ラウンドの紹介でした。
気になるアートポスターを見つけたら、ぜひ購入トライしてみてくださいね。
MONDOのオフィシャルサイトはこちらから。
テキサス州のアートハウス・MONDO(モンド)について
アートハウスMONDOの作品について知りたい方はこちらの本がおすすめです。
言語と日本語版の比較記事を書いていますので、よろしければご覧ください。
コメント