本日のアートポスターレビューはこちら!
先月発売された、全世界210枚限定の映画「グレムリン」のアートポスターです。
210枚は最近のMONDO(モンド)が手がけるポスターの部数としては少ない部類です。
それだけに入手するのは大変でした。
(基本、ebayではなくMONDOのオフィシャルサイトから購入するため…)
さて、このポスターの魅力はタイポグラフィーや配色からわかるようにチャイニーズテイストが盛り込まれている点と、「グレムリン」を素材にしたアートポスターではあまり見られなかった、パンキッシュなテイストの作風にあります。
タイトル部分には英字タイトルが蓄光インクで乗っています。
画像ではちょっとわかりづらいかもしれません。
(暗所での撮影は今回行っていません! すみません!)
モグワイの取り扱いの注意も入っています。
紙に織り込まれた繊維のように見える”点”がいくつかありますが、これはすべて印刷です。
レトロ感を演出するためのものですね。
左右対象に対象に提灯のように配置されたグレムリンの頭部や、枠の模様などレトロモダンな雰囲気にあふれています。
日本からは撤退したアンディ・ラウのブランド「上海灘」を彷彿とさせるテイストです。
溶け始めているグレムリンのとろとろ感がパンキッシュですねー。
耳の血管まで描かれていることは現物見るまでわかりませんでした。
細かい!
背景のグレムリン軍団も細かい描写です。
まったく似ていないギズモですが、蓄光インクにより劇中のようなカワイイ目が描かれています。
足の裏の肉球と、全体のモコモコ感がたまりません!
いやー、あちこちに小技が効いてますね。
劇場用のオフィシャルポスターでは見られない構図やデザイン処理…これぞアートポスターと言える作品です。
以上、「グレムリン」のレビューでした!
明日は「パシフィック・リム」の”ジプシー・デンジャー”と”オオタチ”が登場します!
コメント