アートポスターリリース情報 | 『ウルトラマン』55周年記念 Tom Whalen氏とAlex Ross氏の新作プリント本日発売

映画アートポスター情報

SDCCに向けて、今週のMONDO(モンド)のアートポスターはリリースなしでした。
このブログ更新もお休み~と思ったら、紹介しておきたい作品が出てきたのでサクッとご紹介します。

1966年7月17日に放送スタートした『ウルトラマン』、今年生誕55周年です。
その誕生と後に続くウルトラシリーズを祝福する日(7月10日)が『ウルトラマンの日(ULTRAMAN DAY)』ということで、日本記念日協会に登録されています。
※初めてお茶の間に登場した『ウルトラマン前夜祭(1966年7月10日放送)』が起点となっています。

と、いうわけで『ウルトラマンの日』の一環として、『ウルトラマン』のアートポスターが本日リリースされます。
手がけるのはオースティンのアートハウス、NAKATOMI INC.
MONDOの初期メンバーでアートディレクターを務めた、Tim Doyle氏が2009年に設立したアートハウスです。
Tim Doyle氏の作品を中心に、最近ではメタリカのコンサートポスターシリーズを展開しました。

NAKATOMI INC.については書くこと色々ありますが、コラボレーション引っ張ってくる力量は相当なものです。

『ウルトラマンの日』を皮切りに、今後もアートポスターのリリースを行うようです。
それでは、アートポスターの紹介に行きましょう。

<情報元>
ULTRAMAN DAY Print releases from Tom Whalen and Alex Ross!

Tom Whalen氏による受注生産の『ウルトラマン』レギュラー

『ウルトラマン 55周年』レギュラー
Ultraman 55th Anniversary Regular
by Tom Whalen

30″x20″
受注生産
US$50
NAKATOMI INC.にて、日本時間11日 午前4時 ~ 14日 午後2時まで受付

ポップなテイストで『ゴジラ』や『パワーレンジャー』、『トランスフォーマー』など日本発の特撮・アニメカルチャーを手掛けてきた、Tom Whalen氏初の『ウルトラマン』アートポスターです。
バルタン星人の配色やダダのポージングの的確さなど見どころ満載です。
受注期間中に注文すれば、必ず手に入ります。
素晴らしいですねぇ。

66枚限定! 『ウルトラマン』メタリックフォイルバリアント

『ウルトラマン 55周年』メタリックフォイルバリアント
Ultraman 55th Anniversary Metallic Foil Variant
by Tom Whalen
30″x20″ , 66部
US$100
NAKATOMI INC.にて、日本時間11日 午前4時リリース

さて、こちらはメタリックフォイル紙を使ったバリアント。
グレー部分が金属的な質感に置き換わります。
フォイル紙に色を乗せていく手法(スクリーンプリント)で刷られるため、白と他の色のコントラストも楽しめそうです。
こちらはサンプルです。

鮮やかで美しいですねぇ。
しかし、この手が込んだバリアントは66枚限定。
しかもおひとり様2枚まで購入可能です。
何考えてるんでしょうね、NAKATOMI INC.は……。
※元々コレクター気質のある運営方針なので、
「2枚買って1枚は保存用、もう1枚は貼る用(もしくはebay)」
という発想です。
それをエディション数少ないポスターでやるとは狂ってますね。

枚数セレクトするタイムロスでチェックアウトまで辿りつけない可能性が高いので、
2枚購入はおすすめできません。
そもそもNAKATOMI INC.のサーバーがこの作品に対するアクセスに耐えられるか見ものですね……。

ポスターの下部にはエンボスのウルトラマンスタンプが入ります。
良いですねぇ。

Alex Ross氏による『ウルトラマン』コミックカバーがジクレープリントに

『ウルトラマン』
Ultraman

by Alex Ross
18″×24″ バージョン
250枚
US$60
24″×36″ バージョン
66枚
US$150
NAKATOMI INC.にて、日本時間11日 午前4時リリース

コミックアート界の大物、Alex Ross氏描くマーベルコミック『THE RISE OF ULTRAMAN #1』のカバーイラストが高精度のジクレー(ジークレー)印刷で同時リリースです。
大きさは2種あり、さらにおひとり様2枚まで購入可能です。
まぁ、なんともNAKATOMI INC.らしいですね!
※なお、このデザインは既にオフセット印刷で量産化されているようです。


今回のリリースで気になるのは、日本やアジアへの配送に対応しているのか、というところです。
日本発のコンテンツを海外のアートハウスが版権とってリリースした場合、日本への配送はほぼ対応していません。
今回もその予感がしますが、NAKATOMI INC.のサイト上では配送対象地域について触れられていないため、販売スタートまでわからない感じです。
個人輸入前提で争奪戦に臨んだ方がいいかもしれません。

それでは良い週末を~。

コメント