MONDO リリース情報 |映画『メリー・ポピンズ』『白雪姫』アートポスターリリース

映画アートポスター情報

昨夜のMONDO(モンド)の『コブラ会』アートポスターのリリースですが、ドロップ時刻になっても表示が切り変わらないので、レコードショップでヴァイナル予約(体感45秒)して戻ってみたら売り切れ。
人気あるなぁと思ったら、botが大暴れしたみたいですね。
朝起きたら『地獄の黙示録』に続いて、重複購入キャンセル分がリリースされてました。

多くのユーザーが購入ボタンすら拝めなかったようなので、新種のbotでも現れたんでしょうか。
エディション数が200枚以下や人気作品だと、人間の反射では追いつけない戦いになりつつあるような気がします。
反射については出来る範囲でトレーニングしますが(笑)、MONDOの改善策が求められますね。
※全てを受注生産にという人もいますが、エディション数はアーティストのギャランティ設定、印刷屋のスケジュールにも影響するため、少なくとも1000枚は売れるものでないと成り立たないと思います。

今夜は『メリー・ポピンズ』と『白雪姫』の2本立て

それはさておき、今夜リリースのアートポスターを紹介しましょう。
1964年の『メリー・ポピンズ』、1937年の『白雪姫』、2本のディズニー映画のアートポスターです。
いつものことですが、、Cyclops Print Works とのコラボによるディズニー版権は日本への発送不可。
いい作品なのに勿体ないですね。
『メリー・ポピンズ』のモダンな雰囲気に惹かれます。

<情報元>
MARY POPPINS by Jonathan Burton and SNOW WHITE AND THE SEVEN DWARFS by Taylor Dolan

『メリー・ポピンズ』
MARY POPPINS
by Jonathan Burton

24″ x 36″ , 280部
6月発送(日本への発送不可)
US$60
Mondoにて、日本時間14日午前1時リリース
『白雪姫』レギュラー
SNOW WHITE AND THE SEVEN DWARFS Regular
by Taylor Dolan

18″x24″ , 240部
6月発送(日本への発送不可)
US$50
Mondoにて、日本時間14日午前1時リリース
『白雪姫』バリアント
SNOW WHITE AND THE SEVEN DWARFS Variant
by Taylor Dolan

18″x24″ , 115部
6月発送(日本への発送不可)
US$70
Mondoにて、日本時間14日午前1時リリース

MONDOからのリリースでは日本への発送が出来なくても、
アーチスト販売分のAP版(Artist Proofの略)では対応する場合もありますし、
Planet ExpressShipitoなどの転送業者に依頼すれば、輸入することも可能です。
※転送業者では日本への発送前に荷物の検品が入ります。
その際にアートポスターが傷つく可能性があるため、業者選びは慎重に……。

MONDOのオフィシャルサイトはこちらから。

テキサス州のアートハウス・MONDO(モンド)について

アートハウスMONDOの作品について知りたい方はこちらの本がおすすめです。
言語と日本語版の比較記事を書いていますので、よろしければご覧ください。

おまけ | BABYMETALのNFTトレーディングカードについて

ここから別の話題です。
全くアートポスターとは関係ありませんが、長らく応援しているメタルダンスユニットBABYMETALが、先週NFTトレーディングカードをリリースしました。

NFTが何か~とか、クリプトアートとは~とか説明は省略しますが、
トレーディングカード10枚+ゴールドのカラーヴァイナルLPのセットが1000セット限定で100ドル。
フィジカルのレコードが付くので、そっち目当てで購入しました。
(MONDOに負けないスピードで2分程度で即日完売しています)

カードは購入から5日後に配布されました。
それがこちら。

カードといっても表示されるのはmp4形式の短い動画です。
動画だけ抜いて表示するとこんな感じです。

アーティスト写真にエフェクトをかけただけなので、そこまでクォリティが高いわけではありません。
プラットホームであるWAXのコンテンツは全般的にこのような感じなので、元から大して期待していませんでした(笑)。

このトレーディングカードにはシリアルナンバーが振ってあり、専用のマーケットプレイスで自由に値付けして売買することが可能です。
その売買された金額の一部(今回は12%)がアーチストにも分配されるので、権利者も出品者も購入者もみんな幸せになれる……という触れ込みの仕組みです。

NFTをベースにした他のトレーディングカードゲームのようにカードを合成してレアカードを作り出すとか、レアを集めて商品を獲得する、といったゲーム性はないため、マーケットプレイスで高騰することもなく、次に盛り上がるとすれば第2弾が出た時(出るかは知りませんが)に第1弾を持ってない人がコンプを目指して買い漁る時かなーと思います。

海外で130本以上のライブを行い、そのほぼ全てが記録されていると思われるBABYMETALだけに、NBA TOPSHOTのような作り込んだ展開も可能だと思いますが、それには凄まじい投資が必要なわけで、「今回は出来る範囲で作りました」みたいな感じがするトレーディングカードでした。

クリプトアートに関してはアートハウスの新しい金脈として期待している雰囲気を感じますが、
印刷物の何倍もの価格で実体がない時点で別のもの、投機対象だと思います。
環境にかける負荷で問題になっている側面もありますし、これからの媒体ですね。
※BABYMETALのトレーディングカードは環境への負荷が圧倒的に少ないとされているWAXプラットフォームを利用しています。一応、補足でした。

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