いやー、明日で3月もおしまいですね。
自宅作業メインになってから移動は減ったものの、モニター見る時間が増えて目が疲れる今日この頃でございます。
さて、今夜MONDOからリリースされるのは北米では3月31日、日本では5月14日から公開される、
映画『ゴジラvsコング』のアートポスターです。
同作をモチーフにしたティキマグも同時リリースですが、いつもの通りTOHO USA版権の商品のため、日本への発送は不可!
アートポスターだけささーっと紹介します。
(買うけど)
<情報元>
Legends collide: GODZILLA VS. KONG Tiki Mugs and Posters
Phantom City Creativeは2014年のハリウッド版『ゴジラ』のアートポスターを手がけてましたね。
瓦礫の重なりでゴジラの輪郭を作り出す騙し絵的な手法で話題になりました。
そして、今回『ゴジラvsコング』ではゴジラをコングの顔パーツの一部にするという、チャレンジに出ています。
最近よくありがちならプロモーション用のビジュアルを組み合わせた、似顔絵大集合のアートポスターとは一線を画する仕上がりです。
(似顔絵大集合が好きな方には申し訳ないですが、嗜好が違うということで……)
絵が上手いということと、デザインを構築するスキルは別物なわけですが、それがハイレベルに融合していて素晴らしいですね。
デザインで魅せるアーティストといえばOlly Mossさんですが、それを書き出すと時間がないので、また改めて……。
英語バージョン、日本語バージョン、どちらから迷いますが、タイトルを入れるためにイラストを傾けたことで精悍さが増しているように見える日本語バージョンいいですね。
ただ、「どちらかが敗れる」の日本語フォントがなんとも……。
おそらくAdobe Creative Cloudで使える小塚ゴシックBかHをアレンジしているのだと思いますが、尖ったムードが薄れるようにも見えます。
日本語だけの話ではありませんが、日常的に使う言語と異なる文字列のデザインは本当に難しいなぁと思いました。
※なので、よくあるのが印刷物や画像からそのまま抜き出したものや、使えるフォントで「えいやっ」とまとめて微妙な雰囲気を醸し出すものですが、Phantom City Creativeは真摯に向き合っているアーティストだと思います。
てなわけで、あと45分後に発売です。
200枚ずつなので、あっというまに売り切れそうです。
日本には発送してくれないので、転送業者経由で買いましょー。
MONDOのオフィシャルサイトはこちらから。
アートハウスMONDOの作品について知りたい方はこちらの本がおすすめです。
言語と日本語版の比較記事を書いていますので、よろしければご覧ください。
日本語版、何気にプレミアついてる……。
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