はい、今夜のMONDO(モンド)のリリース情報です。
一時期、MONDOがどうかしてるペースでリリースしていた、Matt Taylor氏の新作が2種登場します。
<情報元>
TINKER TAILOR SOLDIER SPY and FIGHT CLUB by Matt Taylor (On-Sale Info)
配色変更でよりソリッドになった『裏切りのサーカス』
2011年に公開されたスパイ映画の名作ですね。
『裏切りのサーカス』公開10周年でリリースされた、同作の4Kブルーレイ用のアートワーク(↑)をベースにした、オルタナティブポスターです。
ポスターの比率に合わせて、タイトル配置の変更、配色の見直し、クレジットの追加などが行われています。
4Kブルーレイのアートワークで使われていたビビッドな赤を排したことで、よりソリッドな印象になりました。
映画本編のムードに合った変更点と言えるでしょう。
さて、お次は公開から23年(!)の『ファイト・クラブ』です。
まさかの連作だった『ファイト・クラブ』
『セブン』『ゲーム』に続き、デヴィッド・フィンチャー監督の評価を決定付けた作品ですね。
当時のインパクトはかなりのものでしたが、23年経って見返しても普遍性を感じる映画です。
Matt Taylor氏による、『ファイト・クラブ』のアートポスターは2018年にリリースされたものがあります。
それがこちら。
殴り合いを通じて変わった、主人公『僕』の姿を描いたクールな作品です。
抑えた色数による表現も素晴らしいですね。
今夜リリースされる『ファイト・クラブ』はなんとこのポスターと対になっています。
みんな大好き、タイラー・ダーデンが登場ですよ!
最初から連作として描かれていたのかは不明ですが、2018年版と同じ配色(赤と深緑の比率が逆転してますが)のユニークな作品です。
タイラー・ダーデンの暴力性を静かにかつ、大胆に描いています。
これもクールですねぇ。
2018年版とぜひ並べて飾りたいこのポスターですが、悲しいことに日本には発送不可。
前回のリリース同様、アメリカ・カナダのみの発送となりそうです。
とはいえ、個人輸入で購入は可能なので、気になる方はトライしてみてはいかがでしょうか。
それでは~。
MONDOのオフィシャルサイトはこちらから。
テキサス州のアートハウス・MONDO(モンド)について
アートハウスMONDOの作品について知りたい方はこちらの本がおすすめです。
言語と日本語版の比較記事を書いていますので、よろしければご覧ください。
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