【BABYMETAL】今日は本当はDOOMS DAY

音楽関連

ここ数日天気が冴えないですねぇ。
撮影依頼で機材背負って出かけるのが寒い!
それはさておき、今日は本来であればBABYMETAL(ベビーメタル)10周年記念ライブの日でした。
ライブがなかった代わりに色々と発表がありましたので、それについてつらつらと書いて行きます。
※あ、この投稿ではアートポスターについては一言も触れません。
ツイッターで「どんな根暗な野郎がネチネチ嫌味書いてるんだ!」と勘違いして来た方、
申し訳ないのですが、他の投稿をお読みください。
もしかしたら、あなたの琴線に触れる不愉快な記述が見つかるかもしれません。
have a nice day!

BABYMETAL活動10周年の集大成イベント

今年1月に幕張メッセで開催されたライブにて、
“BABYMETAL活動10周年の集大成イベント”として開催が発表されましたが、
新コロの影響で詳細発表前に開催自体がうやむやになってしまいました。
(厳密に言えばライブやるよとは言ってないのですが、彼女たちの活動は基本的に年に数回の来日公演のみ。そこで集大成と言われればライブ以外はないのです)

本来であれば、スタジアムクラスの会場で開催されるはずだった、このライブ。
彼女たちの言葉を借りれば”審判の日(DOOMS DAY)”になるはずでした。
前回のDOOMS DAYは2016年の東京ドーム。
その後、メンバーの脱退に伴う路線変更、アベンジャーズと言われる助っ人ローテーションシステムによる3人体制の復活、海外アーチストとのコラボを実現させた3rdアルバムリリースと、
(ファン的には)激動の4年間を経て、総決算の大舞台、もしかしたら新メンバー加入のお披露目も……なんて展開も考えられたのですが、実現には至りませんでした。

メタル、ハードロックという音楽性、基本オールスタンディングでモッシュ上等のスタイルで
展開されるBABYMETALのライブだけに、ソーシャルディスタンスで三密防止では本領発揮できないということなんでしょうね。
こちらがいつものライブ風景。5年くらい前までは本当に危険でした。

配信ライブという選択肢もあったと思いますが、
今年3回行った過去のオンラインライブ配信のアクセス数、グッズ売り上げも加味しての判断だったでしょう。

とはいえ、10月10日に何かがあると宣言した以上、ファンなら期待するのは当たり前。
10月に入っても何のインフォメーションもないため、自分は「10月10日に次のライブの予告でもするのかなー」くらいに思ってました。

最新PV『BxMxC』いきなりドロップ

しかし、毎度やることが斜め上のBABYMETAL。
色々仕込んでくれました。
まずは10月9日に撮り下ろしの最新PV『BxMxC』をドロップ。

『モータル・コンバット』を彷彿とさせる対戦格闘描写を織り込んだユニークなものでした。
メタルとラップの融合ということで、3rdアルバム『METAL GALAXY』の中で異彩を放っていますが、とても中毒性の高い曲です。
メタル銀河を旅するというアルバムコンセプトを体現しているとも言えます。
※メタルとヒップホップ/ラップの融合は90年代前半から始まっているので、それ自体は珍しいことではありません。
代表的なのはアンスラックスとパブリックエネミーによるこちら。

このPVの発売に合わせ『BxMxC』モチーフのTシャツをファンクラブ向けに限定先行発売。
デザインはBABYMETALとはじめとするバンドTシャツを多数手がける画家の江川敏弘氏

ブルータル感あふれるロゴがいいですねぇ。
Tシャツは15分で完売でした(アートポスター並みの集中力で入手済み)。

10周年記念の10大企画

そして、10月10日の午前0時に10周年サイトがいきなり公開。
10個のスペシャル企画が用意されていることがわかりました。
-10 BABYMETAL YEARS- SPECIAL WEBSITE

本日(10日)21時現在、詳細が明らかになっているのは5つ。
・初のベストアルバムを12月に10形態でリリース
・ファン参加によるベスト楽曲選抜トーナメント開催
・聖地である目黒鹿鳴館にてファンクラブ限定配信ライブ開催
・10個のキーワードを解き明かす、”キツネ様の啓示”解読イベント
・200ページ超え、4万字インタビューを収録した『別冊カドカワ』発売

運営さんの苦労がしのばれます……(涙)。
注目はやはり初の「ベストアルバム10形態リリース」ですね。
サイトで見るとどれがどれだか混乱しました。
(なので、このブログで頭の中を整理しています。)
<引用元>
結成10年を記念した “BEST ALBUM”10形態リリース決定!

ベストアルバムを10形態でリリース

1. 通常盤CD(2200円)、通常盤ヴァイナル2枚組(5500円)
2. 初回限定版A……CD+過去全てのMusic Clip 16曲収録のBlu-ray Disc付(4180円)
3. 初回限定盤B……CD+アナログサイズ着せ替えジャケット(10種)仕様(5280円)
4. 初回限定盤C……CD+ファン投票ベストBlu-ray Disc(10曲)とポスター付(4400円)
5. THE ONE 限定盤A(ファンクラブ限定)……CD+バトルカード(42種類)、バトルCD、バトルフィールド付の豪華スペシャルパッケージ仕様 (13200円)
6. THE ONE 限定盤B(ファンクラブ限定)……CD+Blu-ray Disc2枚(メンバーインタビュー+ベストライブ 10曲収録)+写真集(72ページ)+大型フラッグ(26400円)
7. 非売品 SU-METAL盤…… 全10曲収録(SU-METALセレクションベスト)
8. 非売品 MOAMETAL盤盤…… 全10曲収録(MOAMETALセレクションベスト)
9. 非売品 KOBAMETAL盤…… 全10曲収録(KOBAMETALセレクションベスト)
10.X盤……後日詳細発表

ファンならコンプを目指したいところですが、非売品の3種のハードルが高すぎるので諦めました。
(各メンバーお気に入りの10曲を曲順も含めて的中させるのが条件。応募には1~6封入のカードが必要)
なので、ようやくBD化されるPV集付の初回限定盤Aとファンクラブ限定の2種購入です。
ファンクラブ限定Aのバトルカードとは平たく言えばかるた。
読み札のCDとプレイマットも付属する、マニア向けの商品ですね。

本当に恐ろしいのは後日詳細発表のX盤で、文字通り何かの10枚組になりそな予感がします。
(未発表を含む全音源10枚組とか、ライブBD10枚組みたいな……)

これで今年のアートポスターの購入本数が減りそうですが、
アーチストが収益を得れる時には出来る範囲で協力するのがファンですから。
これが来年以降の活動につながればと思います。

おまけ

てなわけで、今回はBABYMETALの10周年企画についてでした。
こうして、頭の中を整理するために文章を書くと気分がリセットされますね。
SNSで言葉に敏感になりがちな皆様も、自分の「好き」を自分の言葉で表現してみることおすすめします。それでは~。

とても見辛いと評判のBABYMETALのオフィシャルサイトはこちらから

ここまで読んだ優しい方、ついでにBABYMETALが昨年、イギリスの伝統的なフェス「グラストンベリー フェスティバル」に出演した際のBBCオフィシャル映像をご覧ください。





コメント