映画アートポスターリリース情報 | Tyler Stout氏の最新作は何と『ターミネーター』受注生産！

はい、ついにTyler Stoutさんが今年初の映画アートポスターを発表しました。
同氏のブログでは以前、「受注生産のポスターに興味ありますか（←意訳）」と書かれたことがありますが、意外に早く実現しました！

モチーフは何と『ターミネーター』。
ファンが喜ぶモチーフではありますが、ここ数年はあえて往年の名作（みんな大好きなアクションやSF）と呼ばれる映画を避けていたフシがあるので、意外なチョイスです。
※同氏は今年の春にニューヨークでの上映イベントに合わせ、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のアートポスターをリリース予定でしたが、イベントの延期に伴い、まだデザインは公開されていません。

GIZMODO内のポップカルチャーページ、IO9に投稿された記事によると、
このアートポスターはTyler Stoutさんが権利元（MGM）と交渉して制作するオフィシャルプロダクトとのこと。

主要キャストであるリンダ・ハミルトン氏とマイケル・ビーン氏の肖像権はクリアしているものの、アーノルド・シュワルツェネッガー氏に関しては権利に含まれていないため、顔を克明に描くことは出来なかったそうです。
その代わりに、陰影をつけたデザインとみんな大好きエンドスケルトン大フィーチャーで、
えらい迫力のポスターになりました。

＜情報元＞
Behold: The Terminator by Poster Artist Tyler Stout

青を基調にしたレギュラーは12時間限定の受注生産。
アメリカ太平洋時間
9/24 23時59分から9/25 11時59分
日本時間
9/25 15時59分から9/26 3時59分
までの受付です。

一見グレーと赤のシンプル配色に見えて、
実はメタリックインクを多用すると思われるバリアントは350枚限定。
レギュラーを受注する12時間の間に数回に分けてランダムにリリースするとのこと。
日本でも買える確率がグッと上がりましたが、あまり期待せずにリロードするしかないですね（笑）。

同氏のオフィシャルサイトの送料はUS$30と思われます。
あとは「ライセンスの都合で日本発送は出来ない」とか、
販売始まってから宣言しないこと祈りますが、多分大丈夫でしょう！

レギュラーのエディション数は3000くらいは軽々と行きそうな感じがしますね。
ここまで壮大なプライベートコミッションは見たことないですが、
気になる方は迷わずゲットしてください。
今年は新コロのおかげでMONDO（モンド）はじめとするアートポスター界隈も色々変化ありそうです。
アーチストも収入途絶えるわけにはいきませんから……。
大物だから出来るオフィシャルプロダクトではありますが、今後も続けて欲しいものですね。
それでは！

Tyler Stout氏のオフィシャルサイトはこちらから。

＜9/26 追記＞
バリアント買えませんでしたぁぁ。
最初の販売のタイミングで買えなかったら購入は難しいと思っていたのですが、
その通りになった感じです。
2回目、3回目の待機中はサイト自体が重たくなっており厳しかったですね。
昨日の仕事の打ち合わせ、やっぱり延期すればよかった……なんて考えたりもしますが、
収入あってのポスター蒐集ですからね。
執着しないでいつか実物見れたらいいなと思います。

あと、『ターミネーター』の版権窓口はMGMではなくスタジオカナルでした。
スタウト氏のインスタで語られています。
『ターミネーター2』の版権も同社が押さえているので、もしかしたらスタウト氏による
アートポスターが見れる日が来るかもしれません。
シュワルツェネッガー氏を描くことが出来ないとなると、かなり大変そうですが……。

送料についてブログ内ではUS$30と書いてますが、実際はUS$40でした。
3枚まで同梱できて、1枚追加でUS$10上乗せされるように設定されていましたね。

スタウト氏のブログを読んで気になったことがありまして、
文章内にmy printerという表現が使われていました。
これは自前の印刷工房構えたってことなのだと思います。
次回のプロジェクトにも期待ですねぇ。